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水無川 (長崎県)[みずなしがわ]
水無川(みずなしがわ)は、島原半島中央部の雲仙岳東斜面から有明海(島原湾)へ注ぐ二級河川である。流域は長崎県島原市と南島原市の境になっているが、源流部の一部は雲仙市にも属する。 流域の全てが雲仙岳に由来する火山砕屑物に覆われ、地表を水が流れるのは降雨時のみである。1990年-1995年の雲仙普賢岳噴火では、この流域に沿って土石流・火砕流が流れ下って大きな被害を出し、地形も大きく変化した。
==流域== 雲仙山系の普賢岳(1,359m)・平成新山(1,483m)の東側斜面を水源とする。平成新山の東側には垂木台地・稲生山・岩上山・貝野岳といった丘陵があり、その間に赤松谷・おしが谷などの谷がある。南端にあたる赤松谷から本流にかけては島原市と南島原市深江町の境界となっている。谷は島原市上木場地区・南島原市大野木場地区・島原市安徳地区を通り、東の有明海へ繋がる。 本流の谷は約8kmあるが、降雨時のみ地表を水が流れ、平常は涸れ川となる。上流部にある雲仙岳の火山砕屑物が崩落・流下するため、流域は火山砕屑物が厚く堆積する。特に下流域は天井川と化している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「水無川 (長崎県)」の詳細全文を読む
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